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 6.1 保団連国会行動 
保険でより良い歯科医療と
 保険証廃止反対を求めて国会行動
吉田統彦衆議院議員(中央)と懇談
 参議院本会議での保険証廃止法案採決を翌日に控えた6月1日には、岐阜から篠田副会長と事務局が上京。県選出国会議員7氏の秘書に保団連が実施した医療機関でのマイナ保険証トラブル事例アンケートを携え保険証廃止反対を陳情した。
 また、愛知の吉田統彦衆議院議員と岐阜・愛知・三重協会合同で、歯科医療の現状や課題について懇談し、歯科医療費の総枠拡大に向けて協力を訴え、2月から取り組む「保険でより良い歯科医療を」請願署名1,010筆と3月から取り組む「負担増ストップ!国民の医療と介護を守る」緊急請願署名600筆を手渡した。

「『保険証廃止』ありえない!」ポスターを
掲げて訴えた
 昼には、「保険で良い歯科医療を‼署名提出集会」「『保険証廃止なんてありえない!』私たちの声を聞いて国会内集会」に参加した。
 歯科集会には、現地220人、国会議員11人、WEB80箇所、合計300人以上が参加し、各地から署名の取り組みに関わる報告が寄せられた。また、現場の声として、患者から「2割負担となり歯科受診をためらった」や「治療代が高いから、治療の間隔を伸ばしてほしい」等の申し出があることが報告された。
 保険証廃止反対集会には、現地220人、国会議員8人、マスコミ5社6人、WEB380人、合計600人以上が参加した。集会では、医療現場の声として、マイナ保険証のトラブル事例が報告され法案の廃案を訴えた。また、医療現場のみならず介護現場や患者団体などからもマイナ保険証の取得、保管、使用の困難から、保険証の廃止反対の声が寄せられました。集会の最後には「『保険証廃止』ありえない!」ポスターを掲げて訴えた。

(岐阜県保険医新聞2023年7月10日号)