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新年あけましておめでとうございます。
昨年は、署名活動やアンケート調査、研究会やセミナーなどへの参加など、協会活動にご協力頂きありがとうございます。
令和6年度の診療報酬・介護報酬改定は、到底納得できる改定とは言い難いものでした。医療DX加算やベースアップ評価料などは複雑で現場は混乱しました。また、医科の診療の根幹である特定疾患療養管理料から高血圧症、糖尿病、脂質異常症を除外するという愚策や処方箋料の引き下げにより、多くの医療機関では減収となりました。歯科においても、複雑な施設基準の増加や様々な医療DX推進の影響が出ています。更に10月から長期収載品の保険外しによる自己負担増、12月からは、我々の反対運動にも関わらず、保険証の新規発行停止が実行されました。
また、今後は更なる薬価引き下げ、長期収載品の更なる自己負担増、市販品類似医薬品の保険外し、電子カルテの情報共有サービス、新たな地域医療構想などが計画されております。この現場を見ない愚策を何とか阻止しようと当協会も頑張って参ります。医療DXや診療報酬改定などによる収入の減少での経営困難によりやむなく閉院せざるを得ない会員もおられると聞いております。
なんとかこの医療・介護崩壊の阻止に向けて団結して、会員の皆様の「生活と権利を守る」活動をして参りますので、ご協力の程お願い致します。今年一年の益々のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。
(2025年1月、新春特集号でのご挨拶)
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