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保険医協会は「いつでも、どこでも、だれでも」国民皆保険により十分な医療が行われると同時に、保険医の生活と権利を守り、国民医療の充実と向上を目指す旗印を掲げて活動しています。
私は同級生の勧めで協会に入会し、以来３０年間種々の行事に参加して参りました。この間、充実した医療生活を送れたことを感謝しております。
私たち医療者は世間的には羨望の眼差しで見られ、頼りにされる存在であります。しかし最近の情報ツールの発達などにより、患者に様々な要求を突き付けられることなどもあります。私たちも知識と技術で満足のいく加療を目指して切磋琢磨しなくてはなりません。
また今日は国の政策の変化、例えば社会福祉関連予算の削減やら種々の施設基準などの制度化で医療後退を余儀なくさせられています。これらの時代の変化に対応し、国民全員が安心して医療を受けられるように、医療を守り明るい未来になるように一緒に進んで参りましょう。
本協会では、研究会・講習会や会員交流レクリエーションをはじめ、診療に関する情報提供など、多岐に渡って取り揃えています。また病気や怪我などで休業された場合の「休業保障制度」や万が一の事態に備えた「グループ保険」、豊かな老後のための「保険医年金」などの共済制度を用意しています。特に九月一日～十月二十五日は保険医年金の募集期間になります。ぜひこの機会にご入会いただき、ご加入ください。
新規開業の先生、未だ未入会の先生、特に勤務医の先生方の入会を切に願っています。
（2022-9）
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